学校生活の様子

放射線セミナー 高学年

公開日
2016/07/06
更新日
2016/07/06

6学年

 6月30日、今年も京都大学の渡邉先生と東京大学の三谷先生が来校し、放射線ついて話をしてくださいました。話題は「放射線が生き物に与える影響」について研究している三谷先生のお話でした。(三谷先生はメダカの発生に放射線を与えた場合の影響を研究しています)
 日本自然放射線は年間1.5〜3mSvで、ハンガリーやロシアの一部では7〜10mSvのところで生活している人たちが何万人もいること。スペースシャトルで生活していると45〜360mSvにもなるが、普通に生活していること。またユスリカの一種やクマムシ旗対放射線を浴びでも死なないこと、などを教えていただきました。
 また、放射線を正しくはかる機械(放射線測定器=ガイガーカウンター)を使えば安全であることを話され、実際に機械を使って体育館内部の放射線や放射性物質の測定を代表児童が行いました。
 最後に、今回の原発事故では、「科学的説明がなく、放射線が移るなど根拠のない話が広がった。自分が期待しているもの(都合の良いもの)だけが残ってしまった。」ということを話されました。