「命の授業」を実施しました
- 公開日
- 2025/01/14
- 更新日
- 2025/01/14
6年生
6年生は、助産師の吉岡先生を講師にお招きして、「命の授業」を実施しました。
市の地域学校協働活動推進事業を活用し、「命や生命誕生についての話を聞くことを通して、自他の命の尊さを知るとともに、それらを大切にしようとする心の育成を図ること」を目的としています。
6年生は、「思春期のこころとからだ」をテーマにジェンダーについて考えました。職業や家事、体の名称やはたらきがそれぞれ書いてあるカードを、振り分けることから授業がスタートしました。どのように振り分けるのかは、男性・女性・だれでも・分からないの4つに振り分けます。たとえば、野球選手と書いてあるカードは、「男性」に振り分けます。洗たく物をたたむと書いてあるカードは、「だれでも」に振り分けます。すべてのカードを振り分けた後に、本当にその振り分けでよいのかを全員で考えました。たくさんあったカードは、ほとんど「だれでも」の内容でした。子どもたちは、見た目や性別で仕事を決めるのではなく、内容で決めることが大切だと感じました。
性別は、生まれた後、医師に判断されます。その後、成長とともに「自分らしさ」が表れ、性別の表現も変わってくることがあるということでした。その際、「自分らしさ」を大切にしてほしいこと、人と関わるときは距離を考えてほしいこと、言葉や行動を考えてほしいことなど、周りの人との関わりについてお話をいただきました。
子どもたちは4月から中学生になり、いろいろな人との関わりが増えてきます。今回の授業は、今後の人との関わりや「自分」を見つめるよい時間となりました。