４年生の図画工作は、「版画」でした。「ほってすって見つけて」という内容で、自分の描きたい絵を版画で表していました。

　木版画に代わるSP板という比かく的彫りやすい板で、制作していました。彫刻刀の使い方も上手でした。道具を安全に使うことも学習です。下絵を描き、カーボン紙で上からなぞり、下絵を写して、SP板を彫っていきます。水色の部分を彫っていきますが、水色の部分がどんどんなくなっていく達成感を味わいながら、掘り進めていました。

　彫刻刀でどのように彫ればよいか、細かい部分はどう彫ればよいか、自分のイメージを想像しながら、一人一人集中して制作していました。その姿は、真剣で、黙々と自分の世界に入っていました。作品の仕上がりが楽しみです。