学校生活の様子

集会活動「健康集会」

公開日
2010/07/14
更新日
2010/07/13

全校生

 7月13日(火)の集会活動は、健康委員会による「健康集会」でした。
 内容は、夏休みを目前に控え、家で食べ物を食べる機会が多くなることから、『歯によい食べ物(おやつ)』というものでした。
 6月には、保健指導として歯に関する指導を「よくかむと、いいこといっぱい」をテーマに、全学年で担任と養護教諭がTT(ティーム・ティチング)で授業を行いました。その学習の復習をかねた内容を、健康委員会が脚本を作り、寸劇にして発表しました。寸劇のタイトルは『よくかめかめ』でした。
 そのあらすじは、
『普段、炭酸飲料やスナック菓子などの糖分のたくさん入ったものを、おやつとして飲んだり食べてたりしている女の子がむし歯になります。女の子は歯医者さんに行くのをいやがりますが、家の人に連れられて歯医者さんへ行きます。そこで、歯医者さんや定期検診に来ていたおじいさん・おばあさんに歯によい食べ物や食べ方について教えられます。そして、次のような5つの誓いを立てます。
  1 甘いものを食べ過ぎません。
  2 歯によいおやつを食べるようにします。
  3 おやつは“だらだら”食べないで、時間と量を決めて食べます。
  4 好き嫌いをしないで、野菜もたくさん食べます。
  5 食べたら、おく歯のすみまでていねいにみがきます。
 この誓いを守って、年をとっても自分の歯で食べ物が食べられるようにがんばろうという気持ちを持つ。』
というものでした。
 発表の後には、児童からも感想の発表があり、児童一人ひとりが、改めて歯を大切にしようという意識を持ったようでした。
 ところで“歯によいおやつ”とはどんなものなのでしょう?
 それは、固くておいしいものです。たとえば、「するめ」「せんべい」「小魚」「こんぶ」「りんご」「おにぎり」「とうもろこし」などです。また、食事のときに食べる「サラダ」などの生野菜も歯によい食べ物です。
 しかし、“歯によいおやつ”を食べたとしても、食べ方がよくなければ効果的とはいえません。寸劇のタイトルのように、“よくかんで”食べることが大切です。よくかむことで、だ液が出て、その働きが歯を守ってくれるのです。
 長い夏休み、むし歯にならないように気をつけて過ごして欲しいものです。
 現在、むし歯のある人は夏休みの間にしっかりと治療してください。むし歯はかぜなどとは違って、歯医者さんで適切な治療を受けなければ完治しません。