1月23日(月)今日の給食
- 公開日
- 2023/01/23
- 更新日
- 2023/01/23
給食室
今日の給食は、納豆、ひじきの炒り煮、こづゆ、麦ご飯、牛乳です。
納豆は、日本独特の発酵食品で,昔から栄養価の高い食べ物として親しまれてきました。
ひじきの炒り煮は、ひじき,ニンジン,ゴボウの野菜に鶏肉,油揚げ,さつま揚げを加わり食べ応えがあります。
こづゆは、ホタテ貝柱でとった出汁に,にんじん,しいたけ,キクラゲ,インゲン,タケノコ,里芋,シラタキ,豆麩などたくさんの食材を加えた美味しい汁物です。
こづゆは会津地方の郷土料理でその歴史は古く、元々は会津藩主が食べる武家料理「重(じゅう)」が、こづゆのルーツです。江戸時代、福島県の内陸部である会津地方は海産物を手に入れることが難しいものでした。そのため、干した貝柱などは大変貴重な食材です。そんな貝柱を使う「重」はたいへん贅沢な料理であったため、武家にしか口にすることが出来なかったと考えられます。江戸後期から明治初期になると、徐々に物流が盛んになります。庶民も海産物が少しは手に入れられるようになると、こづゆは祝いの席で食べることができるご馳走として普及し始めます。そして今でも、こづゆは冠婚葬祭や正月などの「晴れの日」で食べられる郷土料理として定着しています。