10月20日(水)今日の給食
- 公開日
- 2021/10/20
- 更新日
- 2021/10/20
お知らせ
今日の給食は,千草あえ,里芋と大根の味噌汁,納豆,麦ご飯,牛乳です。
千草あえは,油揚げ,チキン水煮,ニンジン,キャベツ,もやし,春雨の具材を砂糖,胡麻,油で作ったたれと一緒にいただきます。少し甘めの味付けは子どもにも人気です。
里芋と大根の味噌汁は,根菜の里芋,大根にニンジンとネギが入った味噌汁で,肌寒さを感じる今日は,ごちそうに感じます。
健康食品の納豆は,体にもよく,その味はご飯が進みます。
里芋は少なくとも紀元前3000年ごろにはインドで栽培されていたようです。そこから、原始マライ民族の移動とともに、太平洋一帯に広がりました。現在でも「タロ(タロイモ)」として利用されており、多くの民族・地域で重要な主食となっています。1世紀ごろ、古代インドからアフリカ、ヨーロッパへも伝わっていきましたが、ヨーロッパではほとんど食用にされませんでした。
日本への渡来については、紀元前に中国から渡来したという説と、南方から太平洋諸民族の渡来により伝えられたという説があります。渡来時期ははっきりしませんが、稲の渡来(縄文晩期)より古いとされています。
日本で稲作が始まったのは弥生時代ですが、それ以前、縄文時代に焼き畑農業が行われており、その中心作物は里芋で、里芋は稲作以前の主食だったと考えられています。
日本に定着した里芋は、タロイモ類の中で最も北方の風土に適した系統のものでした。