1月19日(火)今日の給食
- 公開日
- 2021/01/19
- 更新日
- 2021/01/19
お知らせ
今日の給食は,二色すいとん,カミカミサラダ,チーズ,黒糖パン,牛乳です。
二色すいとんは,豚肉,油揚げ,ニンジン,ネギ,ほうれん草,味噌で作った豚汁に,小麦粉でつくった二色の水団を入れて作りました。オレンジ色の水団は,ニンジンペーストを練り込み色を付けています。冬にぴったりの温まる水団です。
カミカミサラダは,切り干し大根,モヤシ,ニンジンに自家製ドレッシングで味付けしたサラダです。切り干し大根,モヤシ,ニンジンをよく噛んで食べるように「カミカミサラダ」というネーミングにしました。切り干し大根を噛み切るのは大変です。
黒糖パンは,柔らかく自然な甘みがありとても美味しいパンでした。
チーズは,子どもたちが好きな動物の顔をかたどったチーズです。
パスタやお料理のソース、お菓子、ピザやハンバーガーなど、私達が毎日のように食べるチーズって一体、いつごろ誕生したのでしょうか?
人間が、羊や山羊を牧畜するようになったのが紀元前1万年で、牛の牧畜は紀元前8000年頃です。チーズ作りとなると紀元前3500年頃のギルガメッシュ叙事詩にチーズに関する痕跡が残っていることから、チーズの歴史は数千年以上前から始まっていたとされます。発祥の場所はチグリス川とユーフラテス川の間で、現在のシリアあたりになります。
日本には聖徳太子の時代に中国大陸から「蘇」と「醍醐」と呼ばれるチーズが伝わったっていたようです。「蘇」は乳をひたすら煮詰めて固めた…あるいは湯葉のような製法で作ったと記録があります。「醍醐」は「蘇」を熟成させたもので、甘み控えめのキャラメルのような味だったそうです。栄養がありご馳走だった「蘇」や「醍醐」は、天皇や一部の貴族しか味わうことができませんでした。蘇我氏は、この「蘇」を独占していたため大きな力を持てたといわれています。後醍醐天皇は「醍醐」が大好きで、それを自分の名前にしたというお話は,どうなんでしょうね。