今日の給食は，マカロニのミートソース煮，チーズサラダ，フルーツパン，牛乳です。
　マカロニのミートソース煮は，豚ひき肉，大豆，玉ねぎ，マッシュルーム，ニンジン，トマトピューレ，彩りと風味付けにパセリを使い，本格的に作られています。このミートソースをマカロニ（ペンネ）と絡めています。
　チーズサラダは，チーズにチキンの水煮，キャベツ，ニンジンを合わせ，自家製ドレッシングでいただきます。
　フルーツパンは，個別包装になっていますが，パンの様子が分かりやすいように包装を外しています。小さくカットされたフルーツがちりばめられています。
　子どもたちにも人気のあるミートソースですが，イタリア料理のボロネーゼとよく似ていますよね。ボロネーゼは，イタリアの都市ボローニャが発祥で赤ワインをたっぷりと使うイタリアの郷土料理です。一方ミートソースは，イタリア移民の人々がアメリカ国内に広め，第二次世界大戦後，進駐軍から日本に伝わったものです。日本に伝わってからは，炒めたひき肉と野菜をケチャップや砂糖で味付けし，赤ワインほとんど使わず日本風にアレンジされて現在に至っています。特に給食では赤ワインをたっぷり使うわけにはいきません。
　昨日の八宝菜と同じように，日本人は外国の料理を日本人の舌に合うようにアレンジするのが得意なんですね。