11月24日(火)今日の給食
- 公開日
- 2020/11/24
- 更新日
- 2020/11/24
お知らせ
今日の給食は,五目うどん,きつね餅,土佐漬け,牛乳です。
五目うどんは,その名を上回る,鶏肉,ニンジン,干し椎茸,舞茸,ゴボウ,ネギなどのたくさんの具材と出汁の旨さがたっぷりのうどんでした。
きつね餅は,甘く煮た油揚げにお餅を入れたものです。柔らかいお餅と甘い油揚げがマッチしておやつ感覚でいただけました。
土佐漬けは,竹輪,白菜,ニンジン,ほうれん草を土佐(高知県)名産の鰹節と生姜で味付けしてあります。鰹節の風味と生姜のアクセントで美味しくいただけます。
きつね餅の「きつね」は油揚げのことですね。油揚げは、豆腐を薄く切って油で揚げたものです。細かく刻んでみそ汁の具にしたり煮ものに入れたりします。甘辛く煮込んでうどんやそばのトッピングにもします。稲荷寿司もあります。では、なぜこの油揚げがきつねの好物とされたかは幾つかの説があります。大昔よりきつねは、農作物の天敵だったネズミを食べてくれるということで非常に大事にされ、農作物をネズミから守ってくれるきつねは神の使いとしてあがめられてきました。きつねへの民衆の信仰が宗教の形になったのが、いわゆる「お稲荷さん」で稲荷神です。
神様には、お供え物が必須ですよね。神様になったきつねに、人々は好物である「ネズミの油揚げ」をお供えしました。
ところが、538年に日本に仏教が伝わり、肉食や殺生は禁じられるようになりました。そこで、人々はねずみの油揚げをやめ、豆腐から作る油揚げをお供えするようになり。今では、油揚げ=きつねとなったそうです。