7月17日(金)今日の給食
- 公開日
- 2020/07/17
- 更新日
- 2020/07/17
お知らせ
今日の給食は,鰯のピリ辛ソースかけ,三食おひたし,茗荷の味噌汁、麦ご飯,牛乳です。
鰯のピリ辛ソースかけは,鰯に味噌,ショウガ,砂糖,ごま油で味付けされています。鰯は丁寧に小骨まで取り除かれていて,安心して食べることができます。
三食おひたしは,小松菜,ニンジン,キャベツの3種類の野菜をおひたしにしています。
茗荷の味噌汁は,今が旬の茗荷に玉ねぎ,じゃがいも,豆腐が入りさわやかにいただけます。
夏野菜の代表的な茗荷は,独特の香りや食感があり,薬味や漬物,味噌汁などで楽しむことができます。しかし,茗荷を食べると「物忘れがひどくなる」と言われ,江戸時代の落語にも「茗荷宿」という滑稽話あるくらい有名です。
茗荷の名前は,お釈迦様の弟子の周梨槃特(しゅりはんとく)という人物に由来しています。この周梨槃特は、自分の名前も忘れてしまうほどの愚かな者でしたが,お釈迦様の言われたことに一生懸命に取り組み,特の高いお坊さんになり茗荷和尚と呼ばれるようになったということです。お釈迦様は、「たとえ愚かであっても自分が愚かであると知ることは、自分のことを賢いと思いこんでいる愚かな人より、本当の賢い人なのだ」と言って、周梨槃特の強い心をほめたということです。茗荷を食べて,何が愚かで何が賢いのか考えてみたくなりました。