朝のあいさつ(校長のつぶやき)
- 公開日
- 2017/04/17
- 更新日
- 2017/04/17
桑野小の今
毎朝、学区内のいろいろな場所で朝のあいさつを子どもたちと交わしていると様々なものが見えてくるので楽しいです。
「おはようございます」と元気な声であいさつする子は、いい顔をしています。
明るく送り出している家庭の気配りが感じられます。
帽子をとって頭を下げ、ていねいなあいさつをする子もいます。立ち止まってもみじのような両の手をひざの上にそえてあいさつする子もいます。家庭のしつけのよさがしのばれ、このようなお子さんは、大人社会でも困らないように育っていくのであろうと、こちらも頭をさげてしまいます。
登校時刻ぎりぎりに登校してくる子がいます。急ぐふうもなく集団登校もわれ関せずといった感じです。脳がまだ眠っているためのようにも見えました。顔に表情がない。「おはよう」と声をかけても無表情のまま。この子をこちらに向けることはできないだろうかと毎朝、声をかけていきたいと考えています。
あいさつがしつけの基本であるという人もいます。あいさつがよくできる子は、一般的にも成績がよいという調査結果も見られます。ある研究会では、両親の間で朝のあいさつが交わされている家庭には問題行動をおこす子は見られないといわれています・・・
明るいあいさつをかわす子が多い桑野小学校。
今日も、子どもたちの元気な「おはようございます」の声に励まされながら、子どもたちの育ちを願って道路に立っています。