6年生が「だし講座」を受講しました
- 公開日
- 2020/12/10
- 更新日
- 2020/12/10
6年生[ヒーロー」
本日、6年生が「だし講座」を受け、かつお節を使っただしについて、体験活動などを通して理解を深めました。
本日の講座は、6年生が総合的な学習の時間で取り組んでいるキャリア教育の一環として行われました。かつお節で有名な「株式会社にんべん」さんにも協力をいただけたことで、専門的かつ本格的な学習となりました。
まずはかつお節のつくり方についてのお話です。かつお節、そして削り節がとても手間暇かけて作られていることを知ることができました。また、削り節にも色々なランクがあることも分かりました。
続いて削り節作りの体験です。かつお節をかんなで削りました。初めての経験に苦戦する子が多かったのですが、中にはしゅるしゅると心地よい音を響かせて上手に削り節を作った子もいました。
最後は、削り節から作っただし汁と化学調味料で作っただし汁の飲み比べを行いました。ほとんどの子が化学調味料から作っただし汁の方が「おいしい」と感じてしまったようでしたが、これはにんべんさんの想定内。「化学調味料は塩分も加えられて味濃く作られているためだ」と教えていただき、思わず唸らされました。
この講座をとおして、自然の風味においしさを感じられる味覚を養っていってほしいというにんべんさんの願いを感じました。子どもたちはお土産に、上級削り節の「本枯鰹節」を持ち帰っています。お子さんと一緒に、ぜひ、おいしいだしをとってみてください。