７月７日、七夕である今日、開成小学校の昇降口には、大きな天の川がかかっています。川を成す星々には、１年生から６年生、そして先生方の願い事が書かれています。
　今回のこの企画は、６年生の「ボランティア実行委員」らが立案、運営してきました。その名も、「開成小を元気にしようプロジェクト『星に願いを　天の川をつくろう』」。
　プロジェクトの始動は６月末のことでした。趣旨や内容について放送やポスターで周知する一方、児童や先生方に星形の紙に願い事を書いてもらいました。書き上がった星は５００以上にもなりましたが、実行委員らは、ひとつひとつ丁寧に、夜空を模した群青の色画用紙に貼り付けていきました。
　完成した天の川は、幅６ｍもの大きさになりました。６日の朝に昇降口に「出現」した天の川に、登校した児童は皆一様に足を止め、歓声を上げながら見入っていました。
　今日の夜はあいにくの空模様が続きそうです。残念ながら本物の天の川は見られないかもしれません。でもみんなの天の川は、今夜も、力強く輝いています。