令和7年度の学級数についてのお知らせ(3月8日更新)
- 公開日
- 2025/03/08
- 更新日
- 2025/03/08
PTA
現在、学級数の確保に向けて、県・市教育委員会と連携して取り組んでいるところです。しかし、深刻な教員不足のため、学級担任の確保が難しい状況にあります。
教員が不足しているのは、次のような原因のためです。
①教員志願者数が急激に全国で減少している。福島県でも教員志願者数が大幅に減少している。
②これまで教員数をカバーしてきた講師の先生の数も急激に減っていて、講師の先生の数も不足している。
③精神疾患による教員の休職者の数が全国で過去最高の7,000人を超えており(令和6年12月20日報道)、勤務困難な状況にある。福島県でも精神疾患者の数が急増し、過去最高になっている。
教員は、法律に基づいて県で配置します。学校独自で配置できません。
これまで福島県では、よりよい教育環境にするため、教員を数多く確保し、福島県独自の少人数教育を進めてきました。しかし、深刻な教員不足のため、これまで通りの教員を各学校に配置することが困難な状況になりました。
教員不足は、そのまま担任の不足につながり、学級数に影響することになります。そのため、現段階では、国の法律で定められている基準に基づき、学年の児童数が71名にならない学年では、2学級にせざるを得ない厳しい状況にあります。
市内のどの学校でも教員が足りない状況は同じであり、71名に満たない学年は、本年度に多くの学校ですでに2学級にして指導を行っています。
上記したように、学級数は、①国で定められた法律、②福島県の施策、③県教育委員会で配置する教員の数の3点で決まるため、現在、県・市教育委員会では教員確保に向けて努力しているところですが、教員免許をもっている方も教員としての勤務を希望しない方が多いため状況は改善されず、現在3学級ある学年でも、71名に満たない場合は2学級にせざるを得ない可能性が非常に高くなっています。
私たち学校も、県・市教育委員会も、少人数学級のよさを実感しておりますので、できるだけ少人数学級を実現しようと努力を続けている状況です。
しかし、教員の確保(担任の確保)ができず、やむを得ず学級数に変更が生じる場合は、該当する子どもたちに伝えなくてはいけないと考えているため、3月17日にお知らせいたします。
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