小原田っ子の様子

夏休み36日目

公開日
2025/08/23
更新日
2025/08/23

こはらだっ子

 6年生のみなさん、修学旅行で飯盛山に登ったことを覚えていますか? 今日は修学旅行で訪れた飯盛山や鶴ヶ城に関係する日です。飯盛山では、白虎隊について説明した班もありました。今日は「白虎隊の日」と言われます。

 なぜかというと、1868年(慶応4年)のこの日、戊辰戦争で会津藩の若者「白虎隊」が飯盛山でなくなったからです。

 戊辰戦争(ぼしんせんそう)とは、1868年から翌年まで行われた新政府軍と旧幕府側との戦いのことです。会津藩では軍を年齢により白虎(びゃっこ)・朱雀(すざく)・青龍(せいりゅう)・玄武(げんぶ)の4つの部隊に分けており、最年少の白虎隊は16歳から17歳までの少年で編成されていたのです。会津藩などの東北地方の班で作られた奥羽越列藩同盟が官軍と戦闘状態に入ると白虎隊も実戦に参加し、越後戦争や会津戦争でたたかいました。この日、飯盛山にいた白虎隊の士中二番隊員が、城下の町に火の手が上がったのを見て、鶴ヶ城が焼け落ちたものと思ってしまい、亡くなったのです。日本が新しい国になる過程で起こった悲しい出来事でした。