食生活を変える
- 公開日
- 2020/11/10
- 更新日
- 2020/11/10
お知らせ
来週が年1回の「マイ弁当の日」なので、もう一つ食について掲載しますのでご家庭でお子さんとお話する際の話題としてください。
【食について思うこと】
「食事をお菓子で済ます女子大学生」「毎晩、夕食を外で食べる大学生」「必ず食事に清涼飲料水を添える若者」「朝食を食べない」「お菓子と清涼飲料水でお腹いっぱい」「毎日の夕食をコンビニに頼る」そのような若者がとても多いと思います。しかし、若者だけを責めることはできません。若者は、ある意味、被害者です。就職するまで、あるいは大学に入るまで、自分の健康や幸せのために献立を考え、食材を選び、それを料理し、おいしく食べる技術を身に付けてこなかったからです。別の言い方をすると、就職や大学に入るための勉強はしてきたが、大人になってどのような生活を送るかまでは考えておらず、そのための勉強はしていません。「大人になって、一人暮らしをすれば、そんな力は勝手に身につく」なんていうことは決してありません。会社や高校・大学ではそんなことは教えないし、それを習得する意志と時間を作るのも難しいと思います。そして、高校生や大学生はすぐに社会へと巣立っていきます。社会に出れば、もっと忙しくなり、給料をもらうようになりますから、「お金がないから自炊しよう」というインセンティブ(動機づけ)もなくなります。「99.9%、外食です」という社会人が何と多いことかと思うことがたびたびです。そして、彼、彼女らはすぐに親になります。
500ミリリットルの清涼飲料水には、砂糖が相当量含まれています。若い時に、砂糖漬けの食生活、コンビニ弁当やお菓子ばかりで満腹感を得る食生活でいいわけがないと思います。子どもたちに「マイ弁当の日」をとおして、健康維持のためには、望ましい食習慣がいかに大切であるかを考えさせようと思っています。「マイ弁当の日」のご協力をよろしくお願いします。