「マイ弁当の日」の実施にあたって
- 公開日
- 2020/11/10
- 更新日
- 2020/11/10
お知らせ
11月16日(月)は「マイ弁当の日」です。「マイ弁当の日」を設けている目的は、子ども自身が弁当を作り、望ましい食生活、食習慣、食に関する適切な判断力を身につけてほしいという願いから実施しています。
早い子どもは、3〜6年後には就職して一人暮らしをします。あるいは、専門学校や大学に行って親元を離れて生活する者もいます。そんなに遠い将来ではありません。そうなったとき、「マイ弁当の日」を通じて食について考え、自分の弁当を自分で作ることをしてきた人としてこなかった人では大人になってからの食生活がかなり違ってきます。大人になってから、一人暮らしをしてから、栄養のバランスを考えた調理や食生活について教えてもらう機会はほとんどありません。だから、今、この時期に弁当作りをとおして、自分の食べるものは自分で作ることができるようになることは、各教科の学習と同じくらい大切なのです。
大人になってから、コンビニ弁当やインスタント食品ばかりにたよる食生活にならないようにするためにも、この機会に、わが子に家庭で包丁を握らせ、自分の弁当は自分で作るという経験をさせていただきたいと思います。子どもに弁当を作らせてみてください。食材のありがたみや弁当を作る苦労をおのずと体感します。おうちの方への感謝の心も芽生えてきます。「マイ弁当の日」は子どもたちの心を確実に育てます。「おうちの方がするもの」「子どもがするもの」「おうちの方と子どもでするもの」「見守るもの」「助言するもの」「お手本を見せるもの」などを決めて、子どもに弁当を作らせてください。キャラ弁や豪華な弁当を作ることが目的ではありません。保護者の皆さんのご協力をお願いします。