「6月10日」〜今日は何の日?(昼の放送より)
- 公開日
- 2011/06/10
- 更新日
- 2011/06/10
委員会
本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
「6月10日」は、「日本初のレスリングの公開試合があった日」です。
1931(昭和6)年、東京の早稲田大学にレスリング部ができたのが、日本の近代レスリングの出発点とされています。そのレスリング部が、6月10日に同大学の大隈講堂で、日本で初めて試合を公開しました。
レスリングは、二人の選手が組うちをして、立ち技や寝技で相手の両肩をマットにつけた方が勝つ、という力と技を競うスポーツです。その始まりは古く、紀元前二千年の古代エジプトの壁画などに、レスリング競技が描かれているほどです。やがて、ヨーロッパ中に広まりました。
国際統一のルールができて、近大競技となったレスリングは、1896年、アテネの第1回オリンピック大会から、公式競技となっています。なお、日本が第二次世界大戦後に復帰した、ヘルシンキの第15回オリンピック大会(1952年)に、レスリングで5人の選手が参加。石井庄八(いしいしょうはち)が日本人初の金メダルをとったほか、4人の選手全員が入賞を果たすなど、日本は世界レベルに追いつきました。
勉強になります。