「6月9日」〜今日は何の日?(昼の放送より)
- 公開日
- 2011/06/09
- 更新日
- 2011/06/09
委員会
本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
「6月9日」は、「加賀の一向一揆が起きた日」です。
一向一揆とは、室町から戦国時代にかけて、一向宗(浄土真宗)を信じる農民や武士などが、守護大名や戦国大名などに反抗して起こした宗教一揆で、北陸、近畿、東海などの各地で起こりました。
1488(長享2)年、加賀(今の石川県)では大規模な一向一揆が起こり、6月9日、20万ともいわれる勢力に高尾城を取り囲まれた守護大名の富樫政親(とがしまさちか)は、城の中で自害しました。
この一向一揆の結果、加賀では1580(天正8)年、織田信長に敗れるまでの百年近く、守護大名を残しながらも、自分たちで政治を行う体制が築かれず、「百姓の持(もち)たる国のよう」になったと記録が残されています。
勉強になります。