この度、株式会社ポプラ社を通してサッカーで有名な長友佑都選手から書籍『日本男児』（著：長友佑都氏）１冊をご寄贈いただきました。
　長友佑都選手からは、次のような手紙が添えられておりました。

　被災地の小学生・中学生のみなさんへ
　
　このたび、東日本大震災において被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
　悲しみや恐怖と戦っているみなさん、僕もとても心を痛めています。この『日本男児』には、僕がこれまでたくさんの人に出会い、支えられながら壁を乗り越え、生長してきた話を書いています。
　挫折しそうな時もあったけど、絶対諦めず、自分を信じてやってきたからこそ自分があります。
　被災に遭い、悲しみの中にいるみさんにも、必ず笑顔が戻ってくると信じています。
　僕は今、あこがれだったイタリアのサッカーチームでプレイをさせてもらっています。周りには日本のことを毎日心配してくれるチームメイトがいます。そして多くの選手や団体がチャリティイベントなど支援活動を続けています。
　もちろんイタリアだけでなく、世界中で被災した人たちのために色々な活動が今このときも続けられています。
　だから世界中の想いはつながっていると僕は思います。
　離れていたって、想いがつながれば、僕らはひとつになれすはず。
　僕らはひとつ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2011年5月末日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長友佑都

　ご寄贈ありがとうございました。
　なお、ご寄贈いただきました書籍は、図書室に特別コーナーを設けて、多くの子どもたちに読書させたいと思います。