学校生活の様子

「ちるさくら 海あをければ 海へちる」(高屋窓秋)〜3年教室前掲示板より

公開日
2011/04/26
更新日
2011/04/26

3年生

 3年教室前掲示板に、高屋窓秋の俳句が掲示してあります。
 「ちるさくら 海あをければ 海へちる」

作者が散らせる花弁は、作者が望む青い海へ向って散っていく筈です。
花びらは花びらとしての、生を生き・役目を終えて、生を全うします。
これが世界の・宇宙の・大生命の意思に適った生き方であろうと思う。
私たちは私たちの立場で懸命に生き・役目を全うし・次の生へと向う。
現在の生を全うしてこそ、満足して枯れ果てることが出来るでしょう。
誰かの犠牲になって嬉しいのでなく、己の役目を全うしてこそ嬉しい。
何かを・誰かを迎える使命に立つときは懸命に迎えるのが好いのです。

 奥が深いです。