「2月22日」〜今日は何の日?(昼の放送より)
- 公開日
- 2011/02/22
- 更新日
- 2011/02/22
委員会
本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
「2月22日」は、1989(平成元)年、佐賀・吉野ヶ里遺蹟で弥生時代後期の国内最大規模の環濠集落を発見した日です。吉野ヶ里遺跡の最大の特徴とされるのが集落の防御に関連した遺構です。弥生時代後期には外壕と内壕の二重の環濠ができ、V字型に深く掘られました。壕の内外には木柵、土塁、逆茂木といった敵の侵入を防ぐ柵が施されていました。また、見張りや威嚇のための物見櫓が環濠内に複数置かれていました。大きな外壕の中に内壕が2つあり、その中に建物がまとまって立てられています。竪穴住居、高床住居は祭祀に携わるものやその側近が暮らしていたと考えられており、祭祀が行われる主祭殿、東祭殿、斎堂とともに内郭の中で見つかっています。また、食料を保管する高床式倉庫、貯蔵穴、土坑、青銅器製造の跡なども発掘されました。
勉強になります。