「2月17日」〜今日は何の日?(昼の放送より)
- 公開日
- 2011/02/17
- 更新日
- 2011/02/17
委員会
本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
「2月17日」は、ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチが死去した日です。ペスタロッチは、1746年にチューリヒに生まれました。5歳の時に父親(優秀な医者であった)が死去し、母親とプロテスタントの牧師であった祖父から人格的な影響を受けて育ちました。1768年に農場経営を開始しましたが、経営者としての才能はあまりなかったようで2年ほどで挫折してしまいました。農村における貧しい子どもたちに出会い、集めて学校を開くことを思いつきました。1780年から18年間、著作活動に専念しました。1798年、シュタンツでの孤児の救済活動を行いましたが、半年で閉鎖しました。当時の文部大臣のシュタッパーは,孤児のための学校を開くようにペスタロッチに要請しました。シュタッパーはペスタロッチの理解者であり,その著書を高く評価し,ヨーロッパ中にペスタロッチの名を広めることに手助けしました。1800年、ブルクドルフに学校を開校し、その後,ミュンヘンブッフゼー,イヴェルドンへと移転するたびに発展しました。1825年に学校閉鎖し、閉鎖後は『白鳥の歌』を出版します。白鳥は死ぬ前に鳴く、歌を唄うという伝説があります。ペスタロッチも、自分の命はもう長くはないだろうと察知し、『白鳥の歌』というタイトルの本を出版したとされています。1827年に死去しました。
勉強になります。