学校生活の様子

「1月25日」〜今日は何の日?(昼の放送より)

公開日
2011/01/25
更新日
2011/01/25

委員会

 本校では、毎日昼の放送で、報道委員会が「今日は何の日?」について調べたことを発表しています。
 「1月25日」は、901(延喜元)年、右大臣の菅原道真が醍醐天皇によって九州の大宰府に左遷された日です。彼の才能を妬む左大臣の藤原時平は、道真を罪に陥れてやろうと策略し「道真は国家の政治を私物化している」と醍醐天皇に何度も讒言しました。これにより、天皇も道真のことを逆臣と思いこむようになり、901年1月20日に菅原道真を太宰権帥に左遷、筑紫国に流罪とすることとしました。長年住み慣れた自宅の庭に植えられていた梅が咲いているのを見て「東風吹かば匂ひ送来せよ梅の花 主無しとて春を忘るな」と詠み、この日、都を旅立ちました。その梅は菅原邸から太宰府の庭まで飛んで行ってそこに根づいたという「太宰府の飛梅」の伝説があります。菅原道真は無念の思いを抱きながら、2年後の903(延喜3)年2月25日に亡くなりました。
 勉強になります。