今週の1年生美術の授業より
- 公開日
- 2009/09/04
- 更新日
- 2009/09/04
教科
夏休みの前から取り組んできた1年生の秋蛍への出品作品も,ようやく完成しました。今週は,制作のまとめとして,生徒一人ひとりが自己評価のカードを記入しました。
まず,自分のカードに一人ずつが作品のテーマ,工夫した点,特に頑張った点をまとめました。さらに4つのポイントについて自己評価をしました。その後,一人ずつカードにまとめた内容もとに,自分の作品について発表をしました。お互いの発表を聞いてから,友達同士でお互いの作品や授業への取り組みの様子を評価しあいました。最後に,友達からもらった評価を見てもう一度自分のカードに自己評価を記入して授業は終わりました。
授業後に評価カードを見てみると,最初にした自己評価よりも,友達からの評価をもらってからの自己評価が高い生徒が多く見られました。生徒達は,どうしても,自分の作品についての評価は厳しくなりがちです。それが友達に評価してもらうことで,改めて自分の作品に自信を持てるということもあるようです。
美術では,ただ作品をつくるだけでなく,鑑賞の時間を大事にして,生徒が自分の作品を大切に思う気持ちを育てていきたいと思っています。また,生徒が自分の作品だけにとどまらず,周囲の友達の作品のよいところにも積極的に目を向けてくれるよう働きかけていきたいと思っています。