本日、職業講話
- 公開日
- 2016/09/09
- 更新日
- 2016/09/09
校長室より
今日は、地域縁の3人の講師をお招きし、職業講話を実施しました。前半部分のお2人の講師は、水谷雅昭氏と橋本祐香氏でした。
水谷氏は、本校学校評議員や地域子どもの健全育成をめざすみやぎあすなろ会代表を務めています。働くことの意義から始まり、社会生活における共同と共感力の重要性を説いていただきました。中学校時代をふり返り、何事も一生懸命取り組むことで自信と勇気を培ってきたとの思い出を語っていただきました。
また、橋本氏は、社会人で活躍中に東日本大震災を経験し、一念発起して看護師の道を歩まれました。患者の命に直面し、寄り添う心を大切にしている現状を踏まえ、中高で進路を決めることの難しさがあるものの自分の心に素直に向き合う尊さを説いていただきました。中学校1,2年では勉強にも本腰が入らなかったけれど、3年後半になると周りの取り組みに刺激を受け、自分の進路をはっきり決め、やる気になった後はめきめきと成績が伸びたことなどを回顧していました。
後半は、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任准教授柳沼賢治氏による講話でした。始めに、ミッキーマウスの変遷を資料に使って、携わっている考古学について興味深い話をされました。大安場古墳の発掘調査や史跡公園のガイダンス施設の展示など、多くの方に知ってもらう工夫などに触れながら話を進められました。中高時代はどちらかというと消極的で、大人になってから積極的に活動するようになったことをふり返って、もっと早くから集団に入って活動すれば楽しかっただろうと、今悔やんでいることを話されました。
講師陣はいずれも本校の卒業生で、先輩方からの熱きエールは心地よく、あっという間の時間でした。ご講話ありがとうございました。