3月11日を迎えました
- 公開日
- 2023/03/11
- 更新日
- 2023/03/11
お知らせ
昨日、東日本大震災を前に全校放送を入れました。しかし、恥ずかしいことにうまく話ができません。何度も当時のことがよみがえり、どんな言葉で伝えたらよいか迷いました。続く言葉が出てきませんでした。何度も話している途中で止まってしまいました。東日本大震災の出来事は、忘れることができません。
今から12年前の平成23(2011)年3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。この地震により、震度6強以上の強い揺れが、東北と関東の広い範囲で観測されました。
その後、大津波が太平洋沿岸部を繰り返し襲い、約500kmにも及ぶ沿岸各地では、町や集落が丸ごと流されるという、過酷な状況となりました。この震災の被害は、死者と行方不明者は約2万人、全・半壊家屋約40万戸。とても大きな被害でした。
子どもたちに伝えたいのは、命の大切さです。
日本は地震の多い国です。最近は台風が大型化しています。豪雨もよる被害、さらに豪雨による土砂崩れも発生しています。
3月11日を迎え、あらためて命の大切さを実感しています。そして、大切な命を守るために子どもたちに伝えたいのは、「自分の命は自分で守る」ことです。
そのため、地震が発生したとき、台風や豪雨の被害が予想されるとき、何を持ち出すか、どこに避難するか等、非常時の対応をおうちの方と話し合っていただきたいと思います。
自然災害、交通事故、不審者による被害事故から命を守るために大切なことは、準備をすることです。約束を決めること、そして約束を実行すること。
学校では、命の大切にしていくために、「自分の命は自分で守る」ことを指導し続けていきます。