1月29日の給食
- 公開日
- 2025/01/29
- 更新日
- 2025/01/29
職員室
今日の給食は学校給食週間献立「麦ごはん・牛乳・にしんの照り煮・ごまみそあえ・ざくざく汁」です。
今日の小松菜・豆腐は郡山市産です。
ざくざく汁は県中地域で食べられている郷土料理の一つです。会津の「こづゆ」、湖南町の「重(じゅう)」と同じ、小さく切った具をたくさん入れた、おもてなしの汁物です。
名前の由来は材料を「ざくざく」切って入れるから、と言われています。
にしんの照り煮は会津や北陸地方でよく食べられる料理です。
昔、乾物である「身欠き(みがき)にしん」は北前船(きたまえぶね)で北海道から日本海ルートで京都などに運ばれました。
その経路である北陸地方では身欠きにしんの料理が盛んになり、会津や西会津にもその文化が伝わりました。
「にしんの山椒漬け」や、「にしんの天ぷら」は会津を代表する郷土料理ですが、車麩や野菜と煮た煮つけや、にしんの昆布巻きなども昔から愛されています。
一年生は「きょうのおさかな、なんですか? え? みしん…?」と言っていましたが、児童のみなさんはこのにしんの照り煮が大好きで、いつも残食が少なめです。
「魚が一人一枚なんて少ないです! 一人十枚くらいほしいです!」という声もあり、魚のおかげで汁やごはんもよく食べられていたようでした。