学校生活の様子

“スノーライン”が見えました〜 冬は駆け足で !

公開日
2011/11/19
更新日
2011/11/19

行事風景

福島県を南北に縦断する「奥羽山脈」。奥羽山脈の東側に降った雨や雪は太平洋へ。西側に降った雨や雪は日本海に流れていきます。奥羽山脈は「分水嶺」(ぶんすいれい)となっています。11月16日(水)朝、郡山市の西にそびえる通称「安積山」(額取山・標高、1,009m)「大将旗山」(標高1,056m)、そして、戊辰戦争の時に、会津藩が防衛拠点のひとつとした山頂付近に、当時の保塁が残っている御霊櫃峠(標高876m)の下付近まで、寒気による降雪が見られ、きれいなスノーライン(雪線)が観察されました。冬の季節は、駆け足でやってきているようです。本格的な暖房が入るまでは、衣服などの調節をして、防寒対策を講じながら、これからの冬の季節に、うまく適応していきたいと思います。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

【御霊櫃峠】 地名の由来は、前九年の役で源義家の東征に従った鎌倉権五郎景政が、近くの賊徒を平定し、御霊の宮を造営し、鎮護を祈ったが、災害が相ついだ為、山中の霊石に神霊をうつして五穀豊穣を祈願したことに始まり、里人らが、その石を御霊櫃と呼びならわしたことから名付けられたとも言われています。(郡山市観光協会)
【額取山】 万葉集に収められている「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を我が思はなくに」という歌の「安積山」は額取山のことであるという説もあります。額取山の名称の由来は、八幡太郎義家が元服の儀で額髪を剃ったことに由来しているとも言われています。
これからの季節は、郡山市特有の”帆待ち風”の吹く季節でもあります。砂塵(さじん)の舞うことも考えられます。マスクの着用などをして、元気に生活できるようにと願っています。