図書ボランティアさん読み聞かせ1・2年
- 公開日
- 2019/03/15
- 更新日
- 2019/03/15
行事風景
今朝は、今年度最後の図書ボランティアさんによる読み聞かせ。1・2年生の1冊目は、「いのちの木」。旅立ったきつねの思い出話をみんなでするうち、悲しみはやがて変化して・・・「いてくれたらあったかい。いなくなってもあったかい。」 もりの仲間たちから慕われていたきつね。何とも言えない静寂や空気を絵本を通じて、子供たちは感じていました。
2冊目は、「くまのこうちょうせんせい」。これは実話をもとにしたお話。末期ガンと宣告されながら弱り行く自分の姿を子どもたちにありのままに見せ、命の尊さ、生きる意味を教え続けた神奈川県茅ヶ崎市の浜之郷小学校の大瀬敏昭校長。理由があって弱っている人に、「元気出して」とか「頑張れ」と言うことが、その人にとってかえって重荷になるーくまの校長先生は、病気になってそのことがわかります。ひつじくんの勇気をふりしぼる姿に子供たちは、自分をかさねて聴いていました。
図書ボランティアの皆さん、いのちのお話をとおして心にあたたかい灯をともしていただき、ありがとうございました。