図書ボランティアさんによる読み聞かせ2
- 公開日
- 2018/11/30
- 更新日
- 2018/11/30
行事風景
3・4年生が読んでいただいた1冊目は、「1つぶのおこめ」。インドの昔話を細密画風に描いた楽しい絵本。けちな王様をこらしめようと、算数のひらめきで村を救った女の子のお話。1つぶ、2つぶ、4つぶ、8つぶ・・・30日目には、何つぶ?倍々で増えていく米粒を左右に広がる大パノラマのイラストで視覚的に見せてくれました。
2冊目は、「パンのかけらとちいさなあくま」。「あくま」というと邪悪なもののイメージしかない3・4年生でしたが、このリトアニアの昔話を聴いて、邪悪なものというイメージより人間好きの優しい妖精のイメージをもったようです。収穫までこぎつけたところで、意地悪地主の行いのかたきをとってやる小さな悪魔のとんちがとてもおもしろかったとの感想でした。
いろいろな見方を広げてくれるお話、ありがとうございました。