受け継ぐもの
- 公開日
- 2018/05/02
- 更新日
- 2018/05/02
行事風景
「お下がり」「お古」という言葉はよく使われますが、もっと素敵な表現があるのではないでしょうか。無くさずに、壊さずに、大事に使ってきたからこそ、まだ使えるのです。大事にしてきたものを引き継いでいく。御舘の地に根付く歌舞伎や太々神楽という伝統芸能も、守り受け継がれてきたものです。
もちろん新品も魅力的です。真新しいものを手にすると、身が引き締まるものです。
「受け継いだものも新しいものも大事にしながら、たくさん使って学んでいく。そしてそれを未来につないでいく。自分のもとに来てくれたものを大事にしていく形の一つ。
そんな物の使い方、先生は好きだなぁ。」
と母から受け継いだパールのネックレスを見せながら話をしました。
保護者の方からの1本の電話がきっかけで、物を大事にすることについて子どもたちと一緒に考えることができました。新しい視点が加わると、同じものでも価値が違ってきますね。新たなものの見方・考え方を子どもたちと共に見出していきたいです。