中庭で、綿花が出来ています。
- 公開日
- 2014/01/15
- 更新日
- 2014/01/15
行事風景
昨年、教材用に栽培していた「ワタ」です。
夏休み頃、黄色の花が咲き、花の落ちたあとに、実がつきました。その後、実(コットンボール)が弾け、中から白いもの(綿花)が吹き出したものです。
綿を、初めて見る子どももいて、興味深げに観察しています。収穫せずにずっと置いてあるので、いつでも見ることが出来ます。
この白いものを、よく「綿花」といっていますが、よく考えてみると花ではないことは分かります。綿の花は夏に咲く、黄色い花のことをいいます。
一般的に言っている「綿花」は、アオイ科の植物であるワタの実であり、花ではないんだそうです。この真っ白なワタの実の中に種が入っています。ワタの実のことを英語でコットンボールといっています。ワタ毛につつまれた種は、6〜9個集まって1つのかたまりをつくり、そのかたまりが3〜5個くらい集まってコットンボールができあがっています。
コットンボールがはじけたワタ畑は、一面真っ白で、あたかも花が咲いたように見えるため、綿花といわれているんだそうです。
とってもまぎらわしいですね。