桜小の桜の蜜を目当てに「ヒヨドリ」が集まってきています(その1)
- 公開日
- 2013/04/17
- 更新日
- 2013/04/17
行事風景
桜小学校のさくらもほぼ満開になりました。
咲き始めの頃は、「うぐいす」の姿が見られ、すてきな鳴き声もたくさん披露してくれました。
最近は、桜の木に「ヒヨドリ」が、たくさん集まってきています。桜の開花を心待ちにしているのは、なにも人間ばかりではなく、日本に生息する野鳥たちも、桜の開花を楽しみにしています。それがヒヨドリです。全国の低山や里山、樹林の多い公園などに留鳥として生息し、人家の庭木などにもやって来る鳥です。ヒヨドリは体長約28センチ。くちばしは黒で細長く、全身濃い灰色。目の縁からのどの後ろにかけては茶褐色の部分があります。割合地味な鳥ですが、鳴き声が大きく常に「ピューピュー」と鳴きながら行動しているため、その存在は分かりやすいようです。
開花が進み七分咲きぐらいになってきた頃ヒヨドリがやって来ました。ヒヨドリはくちばしを花粉で黄色に汚しながら必死になって蜜をあさっています。
やがてサクラが散り山々が新緑に包まれる頃になると、ヒヨドリは繁殖の時期を迎えます。本来の餌であるたくさんの昆虫を集め、子育てをします。繁殖の前のひととき、まるでデザートを楽しむようにサクラの蜜を吸うヒヨドリの姿を、今たくさん見られます。