交通安全 小・中学校児童生徒作文集から
- 公開日
- 2016/12/22
- 更新日
- 2016/12/22
行事風景
郡山市交通安全母の会が発刊した作文集に、本校3年森合ひらりさんの作品が掲載されました。今日は、その作文を紹介します。
「安全をまもる班長さん」
「いってきます。」
「車にきをつけるんだよ。」
「ちゃんとはじを歩くんだよ。」
「いってらっしゃい。」
お母さんは、その後にかならず、お姉ちゃんとわたしを、ぎゅうとだきしめます。そして、わたしたちは、登校班で学校へむかいます。
「ならんで。」
さっきまでお母さんにぎゅうっとされてあまえていた顔とはまったくちがう顔のお姉ちゃんです。車が近づいてくると、
「もっとこっちによって。」
「こっち。」
「ほらこっち。」
お姉ちゃんの声はだんだん強い声にかわっていきます。とても真剣です。お姉ちゃんはどんな気持ちで毎日登校しているのかな。わたしは今日給食は何かなとか、昼休みは何をしようかなというようなことばかり考えています。今までにあぶないめにあったり交通事故に実際あったりしたことはないけれど、もしだれかが交通事故にあったら、きっと家族がないちゃうもんな。お姉ちゃんは、きっとこの「もし」にならないように、きびしく班のみんなによびかけているんだな。
みんなが元気に学校に行けるようにルールを守り、みんなで「はじっこ一列。」と声をかけあいながら登校しようと思います。お母さんにいつものように言われている「気をつけるんだよ。」は、大切な心のおまもりです。6年生になったら一番先頭になって、お姉ちゃんみたいにみんなの安全を守る班長さんになれるようにがんばりたいです。