学校生活の様子

6/28 『下水道出前講座』

公開日
2021/07/03
更新日
2021/07/03

4年生

 6月28日(月)の5,6校時目に、公益財団法人福島県下水道公社の方々を招いて、『下水道出前講座』を行いました。まず、講師の青木さんから、「毎日どのくらいの水を使っているのか?」「私たちが使った水は、その後どこに行くのか?」「汚水はどこを通っていくのか?」「下水処理場では、どうやって水をきれいにしているのか?」などについて、スライド等を使って、詳しく教えていただきました。その後、ティッシュペーパーの溶け方実験をして、完全に溶けたものと溶けないものを下水道管の模型に実際に流してみて、詰まる様子を観察しました。子ども達は、本当の下水道管の中でこんなことが起きたら大変だなあと、目を丸くして見ていました。最後に、パックテストによる水の汚れの実験をしました。1.下水処理場入ってきた水(流入水)2.下水処理場から出ていく水(放流水)3.みそ汁4.透明なジュース5.水道水6.川の水の6種類の水のCOD(化学的酸素要求量)の数値が高いほど、その水は汚れているということだそうです。この実験を通して、みそ汁などの台所から出る排水や風呂、洗濯等から出る排水(生活雑排水)が全体の70%程度を占めていることが分かりました。子ども達は、本日の学習から学ぶことも多く、その後の感想作文にも、「いろいろな苦労をして水をきれいにしているので、水の無駄遣いには気を付けよう。」「生ごみや油などを一緒に流さないようにしよう。」など、自分が感じたことが素直に書かれていました。各ご家庭でも、日頃からの節水や汚れた生活排水をできるだけ流さないよう努めていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。