3月にも梅雨がある 「なたね梅雨」
- 公開日
- 2019/03/04
- 更新日
- 2019/03/04
桑野小の今
梅雨というと、5月から6月の雨が続くジメジメした季節だったり、アジサイやカタツムリを連想したりする方が多いことでしょう。
でも、冬から春へと変わるころを思い出してみてください。どんよりくもり空が続いたり、しとしと雨の続く日が多かったりしませんか。このように、3月中旬から4月にかけての長雨を、「なたね梅雨」と呼びます。ちょうどこの時期、菜の花(アブラナ)が咲く時期であることに由来するものです。初夏の梅雨と違って、気温が低くて寒々とした小雨の降ることが特徴です。
ほかにも、「たけのこ梅雨」「走り梅雨」「空梅雨」「送り梅雨」など、梅雨に関連する言葉は、いろいろありますので調べてみましょう。細かく使い分けることで、季節や状況を楽しんでいたことがわかります。