学校生活の様子

給食でアレルギー症状 〜伊達市〜

公開日
2019/01/21
更新日
2019/01/21

桑野小の今

 報道等でご存知の方も多いことと思います。伊達市の小学校の給食で、鶏卵などにアレルギー疾患のある児童に、乾燥卵白が入った菓子を提供して、児童がアレルギー症状を起こしたという事案が発生しました。この学校は、センター方式の給食で、学校給食センターで伊達地域の幼・小・中学校に給食を提供しています。
 今回、給食センターに菓子を納品した県学校給食会(福島市)が給食センターへ事前に送付した菓子のアレルゲン成分表に乾燥卵白が記載していなかったことが原因として考えられています。

 郡山市内の学校では、郡山市教育委員会で作成した「学校給食における食物アレルギー対応マニュアル」にもとづいて子どもたちに給食を提供しています。
 マニュアルの対応方針には以下の点が記載されています。(概要)

 〇 学校給食における安全確保のため、原因食物の完全除去対応(提供するかしないか)を原則として、過度に複雑な対応を行わない。
 
 学校にアレルギーに関する検査結果や情報をまだお知らせしていない保護者の方は、早めに学校(担任や養護教諭、栄養職員)にご連絡ください。

 食物アレルギーの多くの方が、「おいしいものが食べられなくて、かわいそうね」「食べるものがなくて大変ね」と声をかけられることが一番つらいと、感じています。
 世界中には、文化や宗教の理由で、特定のものを食べられない人がたくさんいます。食物アレルギーも、まわりの人からは「個人の個性」と、自然に受け止めていただくことが望ましいようです。