「師走(しわす)」の「師」って、誰のこと?
- 公開日
- 2018/12/27
- 更新日
- 2018/12/27
桑野小の今
12月のことを「師走」ともいいますが、この「師」とはだれで、どうして走るのでしょうか。
ひとつには、1年の終わりである12月は誰でもがいそがしくて、師匠と呼ばれるえらい人たちでさえ、ちょこちょこ走り回るからだといわれています。ほかには、師走の「師」はお坊さんのことだ、という説もあります。昔、12月にお坊さんを呼んでお経を読んでもらう風習があり、お坊さんが忙しく移動するので師走と呼ぶようになったという話です。さらに「四季が極まる月」という意味の「四極月(しはづき)」、「としはつるつき」「としはするつき」がなまって師走になったなど諸説があります。