８月２３日

■白虎隊の日■

　１８６８年、旧暦のこの日、明治新政府軍と会津藩の戦いで、会津の少年たちで編成された白虎隊３４０名のうち、上級武士の子弟（してい）の部隊「士中二番隊」４２名が戸ノ口原で戦い、激戦に生き残った２０名が、けむりにつつまれた鶴ヶ城を見て、飯森山で自ら命をたちました。このころは幕末から明治にうつる激動の時代で、国内は混乱していました。京都の鳥羽・伏見の戦いから戊辰（ぼしん）戦争が起こり、旧幕府軍の中心とみなされた会津に、新政府軍が進軍。白虎隊などを破って、会津を降伏させたのです。