ブロック塀倒壊 〜「人災」をなくすために〜
- 公開日
- 2018/06/27
- 更新日
- 2018/06/27
桑野小の今
大阪北部地震では、小学校に登校途中の9歳の子が、学校プールの目隠し壁の下じきになってしまいました。
自分たちの身近で大きな地震が起きた時外にいると、建物の部材が落ちてきたり、道沿いの壁や電柱が倒れてきたりする恐れがあります。
注意する必要があるのは、「ブロック塀の倒壊」「ビルの窓ガラス、看板の落下」「信号の転倒」「住宅のかわらの落下」などです。大阪の地震で亡くなった80歳の方は、民家の塀に直撃されました。
たとえば、子どもたちが登下校途中に大きな地震にあった場合、大きな建物から離れて身を低くして、頭にランドセルを上げるなどして落下物から頭を守ることが大切です。そして、ゆれがおさまってきたら自宅か学校の近いほうに避難をする。特に学校は耐震構造の建物ですので安全です。
地震はいつ、どこでおきてもおかしくはありませんので、大切な命を守るために登下校の通路に、老朽化した建物やブロック塀、自動販売機、看板などがどこにあるか普段から注意をしておくことが大切です。
※ なお、学校で今回の大阪北部地震を受けて、危険なブロック塀などが学校の敷地内にないかすぐに確認した結果、危険な塀はありませんでした。