「陸上・水泳・合唱」に挑む
- 公開日
- 2018/06/11
- 更新日
- 2018/06/11
桑野小の今
大会が終わると、学校では表彰の伝達を行います、賞は結果に対して与えられるものです。でも、賞状やメダルを手にした子どもやチームだけでなく、すべての子どもたちにねぎらいの言葉をおくりたいと思います。
最後の夏を 迎えた
暑い日ざしの中で
汗することの大切さを学んだ
寒い風の中で
耐えることの大切さを学んだ
目を大きくあけて
前だけを見つめる
口をきりりと結んで
決意を確かめる
6年間の思いのたけを
この一瞬にかける
ここまでの 1分1秒が
自分で肌で感じ
胸をうったすべてのものが
私を育ててくれたのだ
多くの人の声が聞こえる
私は挑む
最後まであきらめはしない
今
最後の夏を迎える
特設の指導では、忘れがたい思い出があります。自分では、子どもたちとのかかわりを大切にしてきたつもりですが、言葉たらずでもどかしい思いのまま巣立っていった子どももいると思います。
長年子どもたちの指導をしてきた中で大事にしてきたことを1つあげるとすれば、それはまわりの人から「言葉」をかけてもらえるチーム作りです。子どもたちは多くの人から何気ない「言葉」をいただくことで自信を深め、自分たちの持っている力を出し切ることができました。ある子どもは次のようなことを言っていました。「誰かなと思いながら聞いていた。自分たちを応援してくれていることがわかり、うれしかった。やってやろうという気になった」と。