学校生活の様子

運動会雑感

公開日
2018/05/16
更新日
2018/05/16

桑野小の今

 今年もまた、大きな成果を挙げて運動会を終了することができました。すばらしい天候を恵んでくれた天に、主役として最後まで頑張った子どもたちに、そして、子どもたちのためにを合言葉に英知と努力を結集して取り組んだ教職員に心から感謝します。
 運動会は、毎年繰り返される行事なのですが、その時々でまた新鮮な感動を覚えるので不思議です。それだけに、教育的価値、子どもたち一人一人が成長する場が多くあるということなのでしょうか。今年も、子どもたちの精一杯の演技や大きな変容に、こみ上げるものを押さえる場面がたくさんありました。
 子どもたち一人ひとりに目を向けてみますと、運動着に着替えることに大きな抵抗があったA君。運動会というこの機会にかけたB先生。運動会当日は、運動着に着替え、かけっこでは、ゴールを目指してがんばりました。このようなすばらしい成長も『一人で早く、たくさん、じょうずにできる」というものさしで一律にはかられるとせっかくの成長の様子を見逃してしまうことがあります。子どもの可能性をみつけ、今までできなかったことができるようになったことはすばらしいことです。『ひとりで早く、たくさん、じょうずにできない』子には一つのものさしでははかることのできない人間としてのよさが隠れていることが多いのです。