学校生活の様子

和顔愛語

公開日
2018/01/17
更新日
2018/01/17

桑野小の今

 明日は君たちのもの

少年よ 小さくかたまるな
動きがとれなくなる

のびる手がある
動く足がある
使いたくなる

鋭い目がある
敏感な耳がある
ものを見極めたくなる

冒険がある
夢がある
願いをかなえたくなる

少年よ その中に思いきりひたり
その日その日のくらしに
すばらしい弾みをつけろ      サトウ ハチロウ より

 「和顔愛語」という言葉があります。仏教の世界で言われる美しい言葉の一つです。有名な女優が「私の座右の銘は和顔愛語です」と話をしていました。漢字から何となく意味は想像できるでしょうが、調べてみると、「おだやかで温和な顔つきや言葉つき、ふるまい」だそうです。
 ある子に「人を温かい気持ちにする言葉は?」と聞くと、一番に「ありがとう」という答えが返ってきました。「ありがとう、あなたのおかげでとっても助かった」こうした感謝の気持ちを伝えていくことが、子どもたちの自立を促し、自尊感情を高めることに結びつくのではないかと思っています。

 パナソニックの創業者である松下幸之助さんが生前に言った言葉です。「感謝の気持ちを忘れてはならない。感謝の心があってはじめて、物を大切にする気持ちも人に対する謙虚さも、生きる喜びも生まれてくる。」