きょうは何の日?(3日・4日・5日)まとめて紹介
- 公開日
- 2017/11/06
- 更新日
- 2017/11/06
桑野小の今
11月3日
■ゴジラの日■
1954(昭和29)年のこの日、日本ではじめての特撮怪獣映画「ゴジラ」が公開されたことにちなんで記念日に制定されました。南方の海に眠っていた怪獣ゴジラが水爆実験によって目を覚まし、東京の街を破壊する反戦・平和への思いのこもった映画です。「ゴジラ」は大ヒットし、シリーズ化されたほか、ハリウッドでも制作されています。
11月4日
■ツタンカーメンの墓が発見された日■
1922(大正11)年のこの日、イギリスの考古学者ハワード・カーターによって、エジプトの「王家の谷」で、ツタンカーメン王の墓へ降りる石段が発見されました。ツタンカーメン王の墓からは、ほとんど埋葬された時のままの状態の王のミイラ、それを覆う黄金のマスクや王の玉座(ぎょくざ)などに加え、さまざまな装飾品が見つかりました。王墓としてはめずらしいことに、3000年以上もの長い間ほとんど盗掘を受けておらず、「世紀の大発見」として大変な評判となりました。
11月5日
■津波防災の日■
1854年のこの日、安政の大地震による津波が紀伊半島一帯を襲いました。このとき、多くの人をすくったできごと「稲むらの火」にちなみ、2011(平成23)年6月に内閣府が制定しました。また、2015(平成27)年には、国際連合がこの日を「世界津波の日」と定めました。この日には、全国各地で地震津波防災訓練が行われています。
【コラム】
「稲むらの火」 とは
安政の大地震の際、紀伊国(現在の和歌山県)の実業家、濱口梧陵(はまぐち ごりょう)が、津波から人々を救ったできごとです。濱口は、津波がくることを予測し、人々に知らせるために、自分の稲むら(積み重ねられた稲のたば)に火をつけました。暗やみの中、これを目印にして、村人を安全な場所に誘導しました。