本のはなし
- 公開日
- 2012/12/09
- 更新日
- 2012/12/09
図書館より
冬に読みたい本が何冊かあります。
もちろんいつ読んだって良いのですが、冬になると無性に読みたくなる本。
そんな本の中から、今回紹介したいのは
『大きな森の小さな家』
ローラ・インガルス・ワイルダー作の、言わずとしれた名著です。
これは、今から200年くらい前。アメリカ開拓の頃のお話で、作者ローラの子ども時代をもとに描かれています。
ローラの一家は、大きな森の中の小さな丸太小屋に住んでいます。
この頃の生活はいたってシンプル。自分たちで豚を育て、時には狩りをし、野菜をつくり、家だって自分たちで建てちゃいます。
すごいでしょ?
今とはまったく違う生活が描かれていて面白いのですが、中でも私が大好きな場面は、夜、父さんが薪の燃える暖炉の前でバイオリンを弾いてくれるところです。
ローラたちは、父さんのバイオリンにあわせて、楽しく歌ったり踊ったりします。傍らでは母さんが微笑みながら編み物。窓の外では雪がふっています。
テレビもゲームもない時代ですが、代わりにあった家族団らんの風景が、私にはとっても素敵に思えるのです。
やがて一家は、より良い生活を求めて西へと旅立つ決意をします。
幌馬車に乗り、大きな森をあとにするところでこの本は終わりますが、きっとすぐに続きが読みたくなることでしょう!
この冬、古き良き時代に思いを馳せてみてはいかがですか?