「いのち」ってすごいんだ!
- 公開日
- 2011/02/24
- 更新日
- 2011/02/24
2年生
3月24日(木)に,寿泉堂病院より助産師さんを講師に招いて,「命の教育」の授業を行いました。
生活科では現在,単元「ぼくのわたしのものがたり」という学習を展開しています。この学習は,子どもたちに,自分の成長の様子を感じ取らせるとともに,これからの自分のあり方についても見つめさせていくというねらいの基に活動しています。そうした子どもたちにとって,この日の授業は,大変心に染みる活動になったようでした。
はじめに,看護師さんに,胎児の実際の心音を聞かせていただきました。自分たちの心音と比べると,ドクドクと動く速さにも違いがあることに気付いた子どもたちは,驚きの表情を見せていました。また,小さい身体にも確実に命が宿っていることを実感した子どもたちから,感動の声も聞こえてきました。
次に,出産の様子をビデオで見ました。お母さんの苦労や頑張り,生まれた直後の喜びの姿を目の当たりにした子どもたちは,自分の母親を重ねながら,感慨に浸っているようでした。
「きっと,わたしのお母さんも大変だったんだろうと思います」
「ぼくが生まれるときは,お腹を切ったって,話してくれたことを思い出しました」
※児童の作文より
この日の体験は,生活科の今後の学習を一層充実させていくものになることでしょう。また,自分の生き方を見つめ直すきっかけとなり,さらに,他人を思いやる心に育っていくことを願いながら授業を終えました。