小原田っ子の様子

ポンポン、ビュンビュンで速く走る!

公開日
2018/11/26
更新日
2018/11/26

行事風景

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9月に実施した「おもてなしの心を育てる授業」に続くオリンピック・パラリンピック教育推進事業の第2弾、「トップアスリートによる陸上教室」が、5,6年生の児童を対象に行われました。講師は、東邦銀行陸上競技部コーチの吉田真希子先生です。先生は、400mHと4×400mRの前日本記録保持者です。

私は、陸上のことはよく分からないのですが、400mという距離を走ると地獄を見るということを聞いたことがあります。おそらく、吉田先生は相当な回数、地獄を見たのではないでしょうか。

さて、陸上教室では、まず、吉田先生から「世界を目指して」という演題でお話をいただきました。陸上に携わることになったきっかけ、紆余曲折の学生時代、選手として花開いた時代、そして現在の活動について、分かりやすく親しみのある言葉で、児童に語りかけてくださいました。

お話の中で、私が印象に残ったのは「努力したというのは、できなかったことをできるようにすること」という言葉でした。よく「努力はしたのですができませんでした。」ということを耳にすることがあります。吉田先生にしてみれば「それは違います。努力していないからできないのです。」ということなのでしょう。世界を舞台に活躍するためには、やはり、何か人と違う考え方や精神力が必要なのだろうなと感じました。

お話の後は、校庭での実技講習。速く走るためには、正しい姿勢から脚をどのように踏み出し、引きつければよいのかを丁寧に教えていただきました。合言葉は「ポンポン、ビュンビュン」です。子供たちが走る様子を見て、指導していただいたことを意識して正しく実践しようとしている子は、きっと自分を伸ばすことができるのだろうなと感じました。

陸上教室の後は、6年1組馬場学級の子供たちと給食を共にしていただきました。なんと吉田先生は、馬場先生の奥様と高校時代に陸上部でご一緒したそうです。「おもてなし」の授業に続き、またもや馬場先生がスポットライトを浴びたのでした。(文責 柳沼)