正しい握手って知っていますか?
- 公開日
- 2018/09/18
- 更新日
- 2018/09/18
行事風景
本校は、オリンピック・パラリンピック推進校となっているのですが、本日、4年生以上の児童を対象に「おもてなしの心を育てる授業」が行われました。講師は、筑波大学客員教授の江上いずみ先生です。先生は、日本航空客室乗務員として活躍された「おもてなしのプロ」です。
先生は、数々のおもてなしの例を、児童に分かりやすくお話しくださいました。また、児童が飽きないように、簡単なロールプレイなども取り入れながら、楽しく講演を進めてくださいました。
私が特に印象に残ったのは、「握手と礼」です。「握手なんて、手を出してとりあえず笑顔でお辞儀をしていれば済むこと」と考えていませんか?私は、そう考えていました。しかし、国際理解の観点を考慮した場合の握手は、以下の通りです。「握手は右手で」「頭を下げずに相手の目を見る」「手を差し出すのは上位者・年長者から」「女性が出すまでは男性から出さない」のだそうです。理由は・・・4年生以上の子供たちに聞いてみてください。
礼については、同時礼と分離礼です。これは、なんとなく想像できると思います。礼をするときは、話をして礼をする。礼をしてから話をする。話をしながら礼をしては、思いやりの気持ちは伝わりにくいということです。私などは、電話の時にも話しながら礼をしています。
ただし、思いやりの行動は、相手や文化の違いや状況によって変わってくるということでした。通り一辺倒の思いやりでなく、柔軟に対応する力を育てなければならないのだなと感じました。貴重なお話をしていただいた江上先生に、この場をお借りして感謝申し上げます。
さて、最後に。この授業の中できらりと輝いたのは「有名なサッカー選手であるMr.BABA」です。流暢な英語で先生とロールプレイをして、会場を沸かせました。明日からは、馬場先生ではなく「Mr.BABA」と呼ばれるのでしょうか。(文責 柳沼)