学校生活の様子

計算方法は整数も小数でも同じ!!

公開日
2009/09/24
更新日
2009/09/24

学校生活

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 5連休明けの24日木曜日、5年2組の第2回目の算数科授業研究会が行われました。本校がいつもご指導をいただいてる先生とその研究室ゼミ生9人も授業を参観し、いつにもまして教室は熱気に包まれていました。

 今日の学習は、小数のかけ算の単元の発展の段階。4年生で学習した複合図形の面積の辺の長さが、小数になっても整数同様に解決できるかに取り組みました。当然、計算式は複合図形の分割方法によって変わってきます。2つの図形に分ければ2つの式の組み合わせになります。
 黒板に書かれた計算式<8.6×3+1.4×3=30>を見ているうちに、子どもたちは、整数で使った結合の法則が使えないだろうかと考え始めました。(実は・・・。子どもたちが結合の法則を見つけ、式を直すのはなかなか難しいことなのです。)
 そのとき、友達が黒板に貼ってある複合図形を操作し、1つの長方形に形を変えると、子どもたちの表情が変わりました。(8.6+1.4)が長方形の横の長さ。そして縦の長さが3となりました。答えは30。

 <8.6×3+1.4×3=(8.6+1.4)×3>がどうして変形できるのか説明するのは難しく、今まで式の形を変えるのに機械的操作に頼っていたけれど、変形した長方形を見れば、式の持つ意味を言葉で表現することができます。図と式と言葉が一体となった学習が展開しました。そして、整数と小数は同じ考え方で計算ができることを確かめることができました。

 参観された方は、暑さや参観者の多さを気にもせず子どもたちと先生の学び合う姿を見て、しきりに感心されていました。

 明日は、6年社会の研究授業。明治政府の行った改革がどんな意味を持っていたのか、前時代までの学習を生かして、子どもたちが話し合います。